設定
設定
ポップアップ UI は、Setup、Translate、Quota、Limits の 4 つのセクションで構成されています。すべての設定は chrome.storage.local の hoverTranslateState キーに保存され、ブラウザを再起動しても保持されます。
Setup
Setup (セットアップ) セクションでは、DeepL の認証情報を扱います。
- DeepL API Key はパスワード形式の入力欄です。
- Save を押すと、現在のキーが
chrome.storage.localに保存されます。 - Test は DeepL の
/v2/usageエンドポイントを呼び出し、キーの有効性とクォータ情報の取得可否を確認します。 - キーがまだ保存されていない場合は、API key required バナーが表示されます。
- 接続テストで発生したエラーは、そのままポップアップ内に表示されます。
Translate
Translate (翻訳) セクションは拡張機能のメインコントロールで、4 つの操作があります。
ON/OFF トグル
コーラルのピルトグルは拡張機能全体の有効・無効を切り替えます。OFF にするとモードに関わらず何も動作しません。トグルは DeepL API キーを保存するまで操作できません。
Mode スイッチ
2 つのモードを切り替えます。
- Hover — カーソルがブロック要素にホバーすると 300 ms のディレイ後に最寄りの段落を翻訳します。
- Selection — ユーザーが明示的に選択したテキストだけを翻訳します。
モードを切り替えると即座に反映され、前のモードで実行中だった翻訳は破棄されます。
Trigger スイッチ (Selection モードのみ)
Mode が Selection のときに追加で表示されるスイッチで、翻訳の開始方法を選びます。
- Shortcut — テキストを選択した状態で
Alt+Shift+Tを押すと翻訳します。押さない限り何も起きません。 - Auto — マウスを離してから 300 ms 後に選択範囲があれば自動で翻訳します。
Shortcut 行
現在のショートカット (既定 ⌥⇧T) は Selection + Shortcut モードのときだけ表示されます。このモードのみショートカットを使うためです。Change リンクから chrome://extensions/shortcuts を開いて別のキー組み合わせに変更できます。
Quota
Quota (クォータ) セクションでは、DeepL Free の使用量を確認できます。
- 利用量はプログレスバーで表示されます。
- 取得結果はポップアップ側で 30 秒間キャッシュされるため、無駄なリクエストは送信されません。
- Refresh を押すと強制的に DeepL から最新値を取得します。
- バーの色はしきい値に応じて変わります。
- 通常時は OK
- 80% 超で Warn
- 95% 超で Danger
DeepL Free の月間クォータは毎月自動でリセットされるため、課金しなくても翌月には復活します。長い文章を多く読む前にここを確認しておくと、無料枠に近づいているかを把握しやすくなります。
Limits
Limits (制限) セクションでは、1 回の翻訳で送信できる文字数の上限を決めます。
- Max characters per request は 500 から 5000 の範囲で設定できます。
- 既定値は 1500 です。
- この値は
Text too longエラーの判定基準にも使われます。 - Hover モードでは、祖先の DOM を遡るときの文字数バジェットにも使われます。これによって大きなコンテナが誤って翻訳対象になるのを防ぎます。
保存される状態
Hover Translate は hoverTranslateState の中に次のような値を保持します。
{ "enabled": true, "mode": "hover", "selectionTrigger": "shortcut", "deeplApiKey": "your-key", "targetEnglish": "EN-US", "maxChars": 1500}現在の実装では targetEnglish は EN-US 固定ですが、保存スキーマ上は EN-GB も表現できます。